呼吸の重要性①
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナーの宮原崇です。
今日も最高の天気でしたね。
私も久々に家族と休日を過ごすことが出来て幸せな気分を味わいました。
さて、本日は我々人間にとって絶対に必要な『呼吸』についてです。
先ず知っていただきたいことは、正常な呼吸は我々の神経筋骨格系にとって、とても影響を与えるということです。
そして、呼吸が上手い下手によっても姿勢の良い、わるい。
スポーツ動作、日常動作の上手い下手が決まってきます。
では、その呼吸の上手い下手はどのような要素で決まるのでしょうか?
先日受講したセミナー講師のDr C.Liebensonの著書から紹介させていいただきます。
- 肋骨頭フィクセーションや筋不均衡の典型的な上方あるいは下方交差パターンのような生体力学的な因子
- アレルギー、感染、栄養不良、ホルモンの影響、腎機能障害などの、何であれ体の微妙なpHバランスに影響を与えるものにかかわる生化学的因子
- 慢性的な不安や怒り、抗うつのような心理社会的因子
などが呼吸の機能に関わりが深いと言われています。
また、我々が日常的に行っているこの呼吸という行為は意識的に行っているわけではなく、自律神経系によって効率的にできているのは正常な機能が備わっていることにより、それらが可能になります。
呼吸を正常化させることが健康へ繋がると言っても過言ではないと思います。
次に、呼吸に関わる筋肉は横隔膜、肋間筋、斜角筋、腹横筋、骨盤底筋、脊椎の深部内在筋などがあります。
この中で特に横隔膜(おうかくまく)は呼吸を行うときの主役となる筋肉でもありますので、紹介させていただきます。
※写真1横隔膜
ドーム型をしている横隔膜は息を鼻から吸った時に緊張してドーム型かた平に変化して、横隔膜の上にある肺に下に引き下げられて陰圧によって空気が入る仕組みとなっています。
逆に息を吐く時は横隔膜がゆるみ、ドーム型に戻るので肺は下から押し出されて空気を吐き出します。
そして横隔膜の下には内蔵が入っていて、流動的に動くようになっています。
我々が呼吸をおこないやすい為にも、横隔膜が収縮して下に下がったときに内蔵が適応できる素晴らしい人体の構造には感動させられます。
横隔膜が活性しやすいエクササイズとして仰向けになり両脚を生後3ヶ月の赤ちゃんのように開き、手を腰の後ろくらいあてて、鼻から息を吸って、口で息を吐いたときに押さえている手を押し返すことを繰り返してみてください。
またの機会にエクササイズの写真は載せたいと思います。
本日は以上となります。
貴重なお時間を使い、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。