お尻の筋肉と股関節の痛み
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は恵みの雨ということで、人生初めての煎じたお茶をいただき、本牧三渓園がお茶のメッカだということも知り嬉しい1日となりました。
さて、連日「股関節」についての情報を書かせていただいておりますが、フィットネスクラブに通われている方の中にはそれだけ関節に関するお悩みを持たれている方が多いということでもありますので、これらの記事が何かしらのお役に立てられることを願っております。
ということで今回も股関節に関する話題です。
股関節の周りにはとても大切な大きな筋肉があります。
それは何だかわかりますか?
答えは「お尻の筋肉」です。
お尻の筋肉で代表的なのが「だいでんきん(大殿筋)」という筋肉なのですが、実はこの筋肉以外にもお尻の奥深くには幾つかの大事な筋肉が存在しています。
これらの筋肉をまとめていう場合、専門用語では「でんきんぐん(殿筋群)」という言い方をします。
なんだかむずかしく感じた場合は「お尻の筋肉」で全く問題ありませんので、ご安心ください。
この「お尻の筋肉」は股関節の動きを安定させるために、とても大切な筋肉であるということを覚えておくと、普段のマシンを使ったトレーニングやプールでの運動、スタジオでの運動の時に意識して鍛えるようになるかもしれません。
普段はうつ伏せで寝ている状態で、膝をまっすぐにして足を上げると「お尻の筋肉」がギュッと硬くなる感じが確認できると思います。
これは「お尻の筋肉」の端と端が近づいて縮こまりながら、力を発揮している状態です。
さらに特徴としては、足裏が地面に接しておらず、空中に浮いております。
つまり、体を荷重させてない状況です。
とても面白いことに今度は歩いている時、つまり体を荷重させている時の「お尻の筋肉」は力の発揮の仕方が変わるのです。
今度は筋肉の端と端が離れていくような形になり、筋肉が伸びながら力を発揮しているのです。
歩いている時に「お尻の筋肉」が非荷重の時とは違い、筋肉が伸びながら力を発揮させなくてはいけない理由はきちんと存在しています。
それは歩く時に足を前に出した時に、上半身が過剰に前へ倒れ込まないようにすることと、股関節が必要以上に曲がらないために、「お尻の筋肉」が伸びながら、いろんな関節の安定した動きを作っているのです。
このほかに「お尻の筋肉」が低下すると以外なところにも負担がかかってしまいます。
続きはまた明日書きます。
本日は以上です。