肩の動きをよくするコツ
おはようございます。パーソナルトレーナー宮原崇です。
筋トレによって活力が湧いてきたり、関節痛の予防として効果が高いと感じている方も多い一方で、筋肉のバランスによって、関節や筋肉の問題が出やすいと感じている方もいるのは否めないと思います。
大切なのは何事もバランスであり、力を沢山そして強く出していくと運動を沢山行うと、細かくて繊細な動きが苦手になり、怪我のしやすいカラダになります。
今回は男性の方が憧れる「がっちりした肩」の象徴である僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉を発達させすぎることで、肩の動きがわるくなるということをお伝えいたします。特にゴルフなどの回旋スポーツを行っている方は注意が必要です。
では、僧帽筋(そうぼうきん)が全てわるいのか?というと実はそれはありません。まず、菱形をした僧帽筋(そうぼうきん)には上・中・下に分けることができます。この上が沢山使われて、真ん中と下の方があまり使われなくなるのが後々とても問題になるのです。
僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉を鍛えるためには、シュラッグという種目を行うのですが、この時に僧帽筋(そうぼうきん)の上の方が主体に鍛えられます。
僧帽筋(そうぼうきん)の上が沢山鍛えられて、僧帽筋(そうぼうきん)の下があまり鍛えらえないと(元々鍛えにくいというのもありますが)、腕をあげるときに、肩甲骨の動きのバランスがわるくなり、肩をいためやすくなります。
その予防のエクササイズとして四つん這いになり腕をあげる「ヒッチハイク」というエクササイズを行ってみましょう。
肩の動きがわるくなる前に、ぜひお試しください。
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