休日のグローブ磨きで気分転換
おはようございます。パーソナルトレーナー宮原崇です。日曜日なのでプライベートや趣味について書かせていただきます。
昨日は東京のトレーナー仲間(正確には指導を受けてました)がボディビル大会に出るということで、トレーナーのライングループに流れてくる速報に仕事の合間に見てとても熱い気持ちになり、人が真剣に取り組んでいるものに対して人は無条件に感動するものだと、改めて痛感させられました。
学生時代は野球というスポーツに出会ったお陰で、様々なものを経験することが出来ましたが、現在は少子化問題、指導者の不足や親御さんの負担などの理由で野球人口が減っているそうです。現に私が所属していた「柏葉ジャガーズ」も隣町のチームと合併していると聞いて、野球人口の減少を実感致しました。
1989年(平成元年)当時は小学4年生で柏葉在住の小林くんに「野球チームに入らないか」と言われたのがきっかけでした。いざ野球道具が必要ということで伊勢佐木町にあった松坂屋のスポーツ用品店でオールラウンド用(どこでも守れる)のミズノのグローブと木製のミズノのバットを母親に買ってもらったのを覚えています。
ミズノのグローブ作り名人として世界的に有名なのが坪田信義氏という方ですが、15歳から70歳すぎまでグローブ職人として、世界のイチローのグローブや超一流選手のグローブを作り上げたことでも野球会では知られています。
私自身も中学生の頃から、坪田名人が監修された「ミズノプロシリーズ」に憧れを抱き、高校入学前に手にいれることが出来ましたが、なぜかやったこともない「三塁用」のグローブを買ってしまいました(笑)。高校入学時には投手として入部しましたので、のちに編みの部分を投手用に変更したのですが、グローブ全体のつなぎ目として使用する紐を本体のブラウン色とは違う黒色を選んだため、公式戦では使用できないというオチがありました。
新しいグローブを買うと自分の握りやすい型にするために、グローブ全体に専用オイルを塗り、握りやすい形にしたままボールを2〜3個入れて紐で固めて一週間そのままにするというのが当時にやり方でした。
現在は専用の機械で自分に合った型作りをするので、そのようなやり方はしないかもしれませんが、当時のやり方もそれなり味が出てよかったかと思います。
グローブだけでも色々な思い出があるのですが、野球で学んだことは「名選手になるためには道具の手入れもしっかり行うことが大事」だということでした。現在はミズノプロの一塁用のグローブを持っているのですが、たまにグローブ磨きをすることでとてもリフレッシュされるので、これももしかしたら「禅」の行いに近いのかも知れません。