健康寿命を延ばすには
おはようございます。横浜の本牧で活動中のパーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は12月19日ということで、今年も残り12日になり忙しく過ごされている方も多いと思います。昼間が最も短い冬至にもなりますし、栄養・運動・休養の歯車を崩さずに健康状態を良くしていきたいものです。
さて、腰痛や股関節痛に対してお悩みの方で「とにかく筋肉を鍛える」「マッサージをする」「湿布を貼る」など色々と試行錯誤をされているのを見聞きします。
色々と試されて、肌感覚で「なんとなく良くなった」というケースもよくあると思います。一方で全く症状が改善されず、悶々とされている方もいらっしゃいます。まるでご自身の身体を「運任せ」に改善を期待しているように、「テレビで良いとやっていたものを試す」方が非常に多い印象です。
ビジネス書をよく読まれる方は「ランチェスター戦略」をご存知だと思いますが、何事においても「戦略」はとても大切です。
身体の機能を改善するにあたっての「戦略」とは、「普段の日常生活の過ごし方の見直し」「姿勢の状態」「問題となっている関節の特徴を把握する」「痛みとなっている原因を調べて、それに適した方法を特定する」ことが大切です。
股関節の痛みでお悩みの方の場合は、先ず医療機関でレントゲンと撮り、きちんと診断をしてくれる専門医に診断をしていただくことが大切です。この出発点がない、もしくは間違えるとその後の道筋が全て違ってきますので、「近くだから」とか「顔見知りだから」という理由で選択するのはお勧めしません。病院選びにも戦略が必要であり、ある程度の情報を集取してから病院を選ぶようにしましょう。
その後、医師の診断で「運動をしても良い」と診断された場合は、理学療法士の指導の元でリハビリを兼ねた運動を行える環境であれば、股関節の痛みとなっている姿勢や動作の評価をしてもらいましょう。そこで日常生活の注意点も指導していただけます。
特に股関節に問題がある場合は、腰が異常に反っていたり、丸まったりする傾向があります。これが原因で股関節の安定性やハマり具合の強弱に影響を与えますので、ご自身の評価を他人から評価してもらうだけでも、新な気づきを得られます。
以前、パーソナルトレーニングにいらした股関節痛でお悩みの方で、評価の時点で明らかに「運動では改善できない方」がいらして、医療機関の受診をお勧めしたら「即手術」ということになりました。現在はスポーツクラブでプールなどで健康づくりを日々楽しまれております。
何事においても大切なのは「状況判断」なので、健康寿命を延ばすヒントになれば幸いです。
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