第一に呼吸
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は穏やかな秋晴れという感じの1日でした。
さて、普段のトレーニングの中で最初に筋トレから始める人もいれば、すぐに始めない、というより始めない方が良い人がいます。
やる気満々で来ていただいているのに、申し訳ない気持ちもあるのですが、「健康」というものを意識した時にどうしても避けて通れないのが呼吸の仕方が適正かどうかです。
なぜ呼吸なのか?
肩の痛みがある、腰が痛い、膝が痛いなどどこか身体の不調を訴える方は、皆さん理想の呼吸とはかけ離れているので、マシンなどで負荷をかける前に正しい呼吸パターンが必要です。
ただでさえ、人体は左右が対称ではないので、それを理解した上で運動を進めることで、運動のレベルもしくはご自身の筋力が向上、機能が向上した時に怪我をするリスクがう〜んと減ります。
特に注目して欲しいのがお腹周りです。
内臓の位置関係によって、左側の腹筋群は働きにくいという事実はあまり知られていません。
特に歩く、走るなどの交互運動の時にめちゃくちゃ影響がでます。
左側のお腹がうまく使えないことにより、上半身の捻じれが生じます。
捻じれたら当然良いパフォーマンスは生まれません。
では、「左側の腹筋を鍛えれば良いのでは?」という意見もあるかと思いますが、それはほんの一つの要素にしか過ぎません。
そもそもなぜ、左側の腹筋が低下しやすくなってしまったのか?を考えることが根本的な問題解決の方法なのです。
こういう考え方は町の医療現場より、運動指導の現場の方が探求心が強いような気がいたします。
本日は以上です。