ニック・ウィンケルマン

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は昨日とは打って変わり朝から天気が良く気持ちの良い朝となりました。

7時頃に元町・中華街駅から電車に乗り渋谷で乗り換えて三軒茶屋に向かいました。

途中、学芸大学から乗って来た中年男性が高須クリニック院長にソックリだったので、ホンモノじゃないかと思い焦りました(笑笑)。

さて、三軒茶屋に来た理由は日本大学スポーツ科学部で開催された僕がいる業界では超有名なニック・ウィンケルマン氏が初来日ということでトレーニング指導時のキューイングと早く走る為の段階を追っての指導方法を学ぶ為でした。

ニック・ウィンケルマン氏はトレーニングの世界でなぜ有名かと簡単に説明させていただきますと、指導時の言葉がけで例えば、走りを早くしたい選手に向けてロケットスタート時に「ジェット機が滑走路を走るように状態を傾けて!」などと例え話を使って、運動を学習させることにとても長けています。

もう一つ例を出すとしたら、スクワットをしたことがないお客様へは「足の幅は腰幅よりやや広くして、つま先は真っ直ぐに、胸を張って、お腹に力をいれて…」などと指導する側が細かい注意点を伝えるのが基本になります。それはそうですよね⁈スクワットしたことない方にいきなり〜のようにと表現しても、言われた側は「???」になると思います。これが内的キューイングと呼び名がついております。

しかし、ある程度出来るようになってまだスクワットのフォームに修正が必要とする場合には今回のセミナーのテーマである「外的キューイング」と「比喩表現(例え話)」を使った指導方法がめちゃくちゃ活躍してくれます。

ひざが内側に入ってしまう方には両ひざにミニバンドを巻かせて「バンドの張りを保ってスクワットしてください!」と身体の外にある環境に身体を意識させて動作を修正させるのが「外的キューイング」です。

比喩表現とは「両ひざの内側に水風船があるから、それを割らないようにしてください」と外的環境に存在しないのだけど、空想の世界でイメージをさせて、お互いに共通の言語を用いるのがポイントです。そもそも「水風呂て何?」となった場合は実施者が分かる言語に置き換えることが大切です。

ちなみにニック・ウィンケルマンはこの分野において博士号取得をしているということもあり、トレーニング指導時のコーチングの仕方に学ぶことが盛りだくさんでした。

本日は以上です。