真の解決方法とは?
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は久々の雨で、自転車通勤で濡れましたが清々しい気分でした。
さて、昨日の続きです。
膝が腫れて、氷で冷やして物理療法を行い一時的にはよくなり、運動したり歩行したりするとまた腫れるの繰り返しが起きる場合、どうしたらよいかお困りの方も多いと思います。
股関節と足関節の間に挟まれている膝関節は上と下、あるいは狭義の体幹、肩関節などが原因で影響をものすごく与えてしまうので、どちらかもしくはどこかへの偏ったストレスが膝の痛みに繋がるケースが多く見受けられます。。
もう少し具体的に説明致します。
膝関節に不調を訴えかけてトレーニングの依頼を受ける場合、運動により改善可能なのか、それとも医療機関で一度診察するべきかを判断しなくてはいけません。
その判断をする為には評価が必要です。
運動版の人間ドッグみたいなものです。
これについてはまたの機会に説明致します。
膝に痛み、違和感が有るけど、私たちが日常生活で欠かすことのできない動作が有ります。
それは『歩行』です。
この歩行という動作をするためには先ず重力に逆らいながら真っ直ぐ立てるというのが必要な条件となります。
私たちが周りの環境に負けず、理想とうする姿勢を維持する為に①重力や頭部の動きから頭が身体に対してどの位置にあるかという情報を与えてくれる前庭系②大きな関節や筋肉などがどのような動きをしているという情報を与えてくれる固有受容器③周囲の環境を見て、身体の姿勢が曲がってるなどの情報を与えてくれる視覚系。
歩行中は両手、両脚が交互に動くわけですが、この時体幹と脊柱の安定があるお蔭で四肢の動きが出来てきます。
例えば、両脚を肩幅に広げてパワーポジションから両手を思いっきり交互に素早く動きしてみてください。そうすると、手の動きに対して姿勢が崩れないように体幹と脊柱が安定を保とうとします。
もうひとつ面白い例として、立った状態から両手をバンザイして90°に達した時、正常な構造の場合、手が移動しようとした際には体幹や脊柱が動かずに足関節が動き足裏の重心移動で調整出来てしまいます。
もし、正常でない場合は肋骨が開き、腹斜筋群が働かずに腰を反らしてしまいます。
この場合は呼吸の正常化の練習が必須となりますが、これについてはまた改めてご紹介致します。
歩行という欠かすことの出来ない動作だけでも多くの要素があり、構造が崩れているのに1万歩など目指して歩くという行為は身体への負担が強くなるだけなので、ご自身の身体がどのようになっていて長くしよう出来る為にどの構造を改善して機能を高める必要があるのか、知っておく必要があります。
車に例えると車検を出さずに、車の構造がどのような現状であるかも把握していないで、毎日運転しているのと同じことになります。
是非、この機会にご自身の身体を大切に扱ってみませんか?
本日は以上となります。
貴重なお時間を使いこのブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。