評価があって初めて何が必要かが分かる

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

私が普段パーソナルトレーニングのセッション行うときに必ず行うのがアセスメント(評価)です。

評価と聞いて、なんだか難しそうだな〜とか、面倒くさい、つまらない、とか様々な意見があると思います。

何か目的が有る方はモチベーションも高いのでやる気は満々で、運動を第一に行いたい方が多いのも現状だと思います。

しかし、飛んだり跳ねたり、重りなどを持つ前にやるべきことがあるということも知っていただければと思います。

フィットネスの先進国アメリカでは当たり前のように評価の大切さは広まっていて、横浜から30分で行ける東京の中心でもこの大切さが広まってきています。

残念ながら、横浜本牧での認知度は低い状態です。

ハードの部分は東京に負けないと思いますが、ソフトの面ではかなり遅れが生じています。

最新のものが良いとは限らないですが、身体機能を高める為には、従来のやり方だけでは無理があると感じております。

科学は常に進歩しているように、人体に対するアプローチも科学的根拠があって再現性を作れて、繰り返し結果がだせるのだと思います。

では、運動指導者として何を評価するべきなのでしょうか?

ずばり『動作』です。

この『動作』を観察するのが仕事だと言っても過言ではありません。

遠くから歩いてくるヒトを見て、腰がいたそうだなとか、膝を痛める歩行だな、呼吸に問題がありそうだな〜と常にそんな事を感じながら動作を観察しています。

また、パーソナルトレーナーとして動作のパターンを評価することにより、運動中の外傷や障害のリスクもある程度予測が出来てしまうので、クライアントが怪我を未然に予防出来るのがアセスメント(評価)をする最大の目的だと思います。

そして、私自身がこの『動作』の評価に注目し始めたのが昨年2015年でした。

その理由として、20年以上前に野球で怪我した肩が筋トレで重量を上げれば上げる程痛みを増して来たのがきっかけでした。当時は筋肉を大きくするのが目的でしたので、その為には高重量は必須になります。しかし、肩の痛みが伴っている状態で高重量の重りを上げ下げしてもターゲットとする筋肉は効かせることが出来ずにおりました。

早い話、筋トレで大きくした分だけ、肩の痛みも強くなってきたのです。

そこで、思い切って筋肉を大きくするのではなく、怪我をする前の身体に近づけるように集点を置こうと方向転換してみました。そうすると不思議とだんだん身体の動きが変わってきて、肩の痛みも軽減されてきております。

見た目重視するか、機能を重視するかでこんなにも違うものなのかと自分自身の身体を使って体感しております。

もちろん、ここに至るまでは私も信頼出来るトレーナーにアセスメント(評価)をしていただきました。

今思うと身体を強くする為に行っていたトレーニングが結果として怪我を促進させるために行っていたのです。

大きな原因の一つとして胸椎のモビリティ低下、回旋、伸展の低下、肩甲胸郭関節スタビリティ低下、吸気時に胸郭挙上など様々な問題が肩へのストレスの原因となっていました。これも評価があったから分かったことです。

今はかなりの課題を克服して、残りの課題に日々取り組んでいます。

もし、あのまま無理をしてトレーニングを続けていたらどうなっていたものかと思います。

本日は以上となります。

貴重なお時間を使い最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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