健康づくりの為の運動では筋力に脳と感覚の要素を加えると良いかもしれません

Back pain during sports. Young woman with an athletic figure and a lower back injury.

こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

今日はメンテナンス日ということもあり、朝から観葉植物の植え替え、エクササイズの練習をしておりましたので、気がついたらこんな時間になっていた、ということで大急ぎでの更新です。

現代人は江戸時代に生きていきた人たちたと比較しても比べものにならないくらい、多くの情報を習得していると言われており、脳の使い方に関して、いかに理解をして健康づくりに役立たせるか、が現代人にとってのテーマです。

脳や身体の特徴を上手く活用して、様々な環境下でも「元気」「健康」「楽しく」、仕事や日常生活でパフォーマンスが向上していければ、日々の生活も前向きに楽しくなるかと思います。

その一手段として、僕のような運動指導者は日々、一つのトレーニングエクササイズに対して常に「なぜそのエクササイズなのか」「何の目的に対して」「どのような効果があるのか」ということを常に学んでいるわけです。業種関係なく、仕事を極めていくにあたり、皆その道の「オタク」であります。全く関係ない人から見たら「どうでも良い」ことでも、それぞれのプロは細部まで拘ります

だいぶ、前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「上手く歩けない」「不良姿勢」の方に対して「腕を大きく振って」「背中をまっすぐに!」と周りの方がアドバイズをしても、なぜ改善されないのか?

ということについて、簡単な解説です。

「外で歩く」という行動で例えると、

「自分は硬いアスファルトにいるのか」「ふわふわした芝生にいるのか」「地面は真っ直ぐなのか、凸凹しているのか」という足裏からの情報、「暑いのか」「寒いのか」「湿度が高いのか」という皮膚などからの感覚情報が正しく認知されたのち、脳の機能が適切にその情報をキャッチして、体に情報を伝達をして初めて「動作」という結果に結びつきます。

つまり、「腕を大きく振って」「背中を真っ直ぐに!」

というアドバイスや指導方法は、「身体の感覚機能」と「脳機能」という「上手く歩けない」「不良姿勢」という結果を生み出している可能性があるプロセスを飛ばしていることになります。

これは「体の柔軟性」や「筋力の発揮具合」につも繋がる考え方となりますので「歩行」「姿勢」に対して、筋力向上の前に「五感を鍛える」「脳を鍛える」ことを加えることで、今行なっている運動の効果が更に高まっていきますので、おすすめです。

健康づくりの参考になれば幸いです。