脳と筋の柔軟性

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

肩こり・腰痛予防エクササイズに特化したYouTubeチャンネルを開設いたしましたので、よろしければチャンネル登録をお願いいたします。関節痛などの不定愁訴により、運動量や活動量が減ることで肥満のリスクは増大しますので、関節痛を予防できたら、自然とダイエット効果も高まると考えております。

さて、学生時代からよくやるストレッチの一つで、もも裏の筋肉がピンと伸びるものがあります。立った姿勢から手の指先を足のつま先に届くかどうか、というテストも体力テストであった記憶がありますが、いかがでしたでしょうか。

これができない方に対して、「もも裏が硬い」という理由で、懸命にももうらのストレッチに励まれるケースも多々見受けられます。

考え方としては「筋肉が縮こまっているから、それを伸びるようにして、前屈がいくようにする」という発想ですが、これが近年の運動指導者や医療従事者の間での考えは少し異なります。

実は、このように「身体が硬いのは、筋肉や関節が硬いのが影響しているのではなく、それらの動きを司っている脳に問題があるのではないか?」

と言われております。

確かに、僕も様々な講習会に行くとこの「脳」や「神経」についての情報が多くはびこっています。

先ほどの、「もも裏の硬さ」についても、生物が元々備わっている「脳幹」が何かしらの原因によって不活性になることで、「筋緊張」を起こしてる、という説が明確になってきております。

という事は、この「脳」に対して運動で刺激を入れることで、課題となっている筋肉や関節も柔らかくなる、という事につながります。

実際に、パーソナルトレーニングの現場でも、脳の活性化をすることで、関節の可動域や筋肉の緊張が解けた方も少なくありません。

別に魔法や、怪しい方法というものではなく、身体の構造をきちん把握して、解剖学や科学的根拠を基に順序立てて、運動を進めることで問題解決ができる確率が高くなる、というだけの話です。

健康づくりの考え方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。