筋肉神話を過信して時間を無駄にしてはいけない
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に10代から90代の皆さんをサポートさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本牧近隣の60歳以上の方向けに体験会実施中!
現在、新聞折込チラシとポスティングで上のチラシを配布中です。ぜひ、この機会にご参加ください。当スタジオに通われている皆様のほとんどが運動初心者です。パーソナルトレーニングはプロのアスリートや芸能人が行う特別なものだという印象もおありかも知れませんが、実際にはそんな事はありません。
現に、当スタジオに通われている皆様は先ほども述べたように、運動初心者ばかりです。
また、ものすごくハードに運動を行うというイメージもお持ちの方も多いのですが、実際にはそんな事なく、「怪我をしない為の体づくり」をコンセプトにしておりますので、マシンやダンベルなどで負荷を掛ける前に、トレーニングの半分は入念に準備運動を行います。
運動効果を最大限に高める準備運動
準備運動は人によっても必要なものがまちまちとなりますが、一例として、「身体の中心を感じる」「呼吸機能を正常化にする」「関節を柔らかくする」「運動しても膝を痛めないようにする」「腹筋運動しても腰が痛くならないようにする」などがあります。
実際に多くの方が、正しい身体の使い方を知らないまま運動を始めてしまいます。
これは決してわるいことではありませんが「脳神経」「バランスに関与する前庭覚」「全身の動作に関与する視覚」「足裏からの情報を感知する時に活躍する体性感覚」などが機能低下している事が多いと、考えられるのが高齢者の身体の特徴です。
これらを良い条件にしないで、マシンで座って負荷を掛ける筋トレをしてもあまり意味がない、というのが私の考え方です。
フィットネスクラブで座って筋トレしても転倒予防にならない
実際に多くの高齢者がフィットネスクラブに入会して、マシンで筋トレをしています。
これが筋力を向上させるという目的であれば、目的が達成されます。
しかし「転倒予防」が目的だとしたら、いくらマシンで重たい重りを上げられたとしても、回数を沢山できるようになったとしても残念ながら、転倒予防にはあまり繋がりません。
なぜなら、フィットネスクラブに置いてあるマシンはほとんどが座って行うものが多く、歩きや日常生活で使われるような身体の使い方ではありませんので、トレーニングで鍛えた筋肉を上手く使う事ができません。
三次元的トレーニングが転倒予防に効果あり
身体の動きに上の写真のように、3つの面が存在しています。
フィットネスクラブで置かれているマシンは、一番右側の「矢状面」つまり、前後の動きばかり強調されるものが多いです。
しかも、座った状態ですので、脳に対するタスクも少なく、極端な話、目を閉じたり片手・片足でも動作が成立してしまいます。
最初は難しく感じている段階では脳は活性化されますが、慣れることで、脳に対する刺激も少なくなりますので、脳神経の老化を防ぐ効果も少なくなります。
安全な範囲を保ちながら、徐々に脳神経や全身に刺激や負荷を掛けることが、少しずつ能力を上げる秘訣でもあります。
何年経っても、マシンで座って筋トレ、プールの中で水中歩行を行い続けても、身体の機能がある程度上がった段階で「片足荷重」「横の動きを伴いがら負荷を掛ける」「回転・回旋力に耐える運動」などを行う事が大切です。
もちろん、マシンにも利点が沢山ありますが、多くの高齢者は「転倒予防」「寝たきり防止」が目的のはずなのに、方法論や運動の選択の誤りがあまりにも多いというのが、周囲の高齢者を見ていて感じることです。
まだまだ日本は「筋肉が全て」みたいな考え方がありますが、アメリカのリハビリの世界では高齢者の転倒予防・寝たきりの予防策やリハビリに対する筋肉神話は1960年の時点で、違うということに気づき、現在は筋肉も大切だが脳神経や全身の感覚器を同時に鍛える事が大切だという流れがあります。
貴重な時間のためにも、本質を捉えたトレーニングを始めてみませんか。
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