身体の後ろの繋がり②
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今朝は本牧山頂公園で考え事をしながら散歩していたら、見事転びました(笑)
さて、一昨日の続きです。
筋膜は11個のラインがあることを紹介させていただきました。
この中でも我々人体の姿勢を維持することにとても重要なのが、スーパーフィシャル・バック・ライン(Superficial Back Line;SBL)です。※以下 SBL
SBLは猫背を予防してまっすぐ立つということに役立ち、また乳児が生後1年くらいになるとこのラインが発達して立つという動作ができるようになります。
SBLは足裏からおでこまで長い筋膜のラインとなっていて、筋肉と靭帯の軟部組織名は足底筋膜から下腿三頭筋、ハムストリング、坐骨神経、仙結節靭帯、脊柱起立筋、帽状腱膜までとなります。
このラインは姿勢維持のために必要なのですが、必要以上に緊張しすぎてしまうと、いわゆる反り腰の姿勢になるので気を付けたいことです。
このSBLが本当に足裏からおでこまで繋がっているのかを証明するために、簡単なテストをしてみたいと思います。
テストする前に立った状態で体前屈を行ってみてください。
この時の感覚を覚えていただいて、次に右足の裏にテニスボールを置き、足裏全体をまんべんなく2〜3分、ゆっくりとコロコロしてください。
2〜3分転がしたら、もう一度体前屈を行ってみてください。
ほとんどの人が右側が伸びやすくなっているはずです。
これでもまだ信じられないという方はおでこの中心を2本指で皮膚をぐるぐるさすってみてください。
それで体前屈を行うと、伸び感が出たと思います。
これが筋膜の繋がりなのです。
本日は以上となります。
貴重なお時間を使い、このブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
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