肩のしびれと痛み

こんばんは！横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は台風の影響で野球の試合が中止となり、睡眠を長めに取り、急遽午後からお客様とパーソナルトレーニングのセッションとなりました。

仕事が楽しい今日この頃なので、ありがたい限りです。

さて、肩の前側が痛いとか腕をがしびれるなんて症状をお持ちの方、結構の割合でいらっしゃるのではないでしょうか？

実際にパーソナルトレーニングを受けられている数名のお客様も以前、このお悩みを抱えていました。

この症状をお持ちの方の特徴として、バンザイをした時に腕が真上まで挙げられなかったり、挙がったとしても腰を反らせてしまう代償運動を行ってしまいます。

そこで、今回このテーマで注目していただきたいのでが「小胸筋（しょうきょうきん）」です。

字を書いての如く「ちいさい胸の筋肉」です。

そのまんまじゃないかい！！と突っ込みが入りそうですが（笑）、胸の奥にある筋肉です。

実はこの小胸筋という筋肉は体の前側にあるのですが、肩甲骨の上の方「烏口突起（うこうとっき）」という場所についていて、筋肉が縮こまると肩甲骨を前側に傾かせてしまいます。

肩甲骨が前に傾くと、肩が本来のポジションでなくなってしまうので、きちんとバンザイの動作ができなくなってしまいます。

この状態で運動を続けていくとどんどん痛みが出やすい体になるのと、小胸筋の間を通っている神経や血管を圧迫してしまいます。

これを改善、予防するためには正しい肩の位置を作りながらの小胸筋のストレッチが必要です。

雑誌などでこのストレッチ方法が載っていますが、より専門的に考えると残念ながら、肩甲骨を前側に傾かせないように、お一人で行う方法はなかなかむずかしいのが現状です。

健康の足しになる情報となれば幸いです。

本日は以上となります。