鍛えすぎもどうでしょう(長嶋調)
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は夕方から雨となり、涼しさが増して来ましたが明日からの連休楽しみが盛り沢山です。
それについては明日以降に書かせていただくとして、今回は肩の筋肉を鍛えすぎるとどんなリスクに書かせていただきます。
最近のニュースでプロ野球選手がトレーナーの治療を受けて怪我をしたと話題になっていましたが、トレーナー業界でもこれについて賛否両論あるみたいです。興味ある方は色々と検索してみてください。これについて沢山の専門家が自論を述べております。
さて、夏は過ぎてしまいましたが、薄着の時期になると逆三角形的な身体を目指すために、特に男の人が肩を大きくするために三角形筋(さんかくきん)という筋肉をショルダープレスやサイドレイズなどの種目を使って肩を鍛える人が多くなります。
私も肩の種目は大好きで良く行います。
特にサイドレイズで肩が燃えるような感覚はたまんないです(完全に職業病です(笑))。
しかし、この三角筋を鍛えすぎると肩の障害につながるので、注意が必要です。
この三角筋は前、真ん中、後ろと区分けされていて、それぞれ役割が違います。
- 前=腕を挙げる(屈曲)、腕を内側に捻る(内旋)
- 真ん中=腕を横に挙げる(外転)
- 後ろ=腕を後ろに伸ばす(伸展)、腕を外側に捻る(外旋)
それぞれが強くなりすぎると上腕骨と肩甲骨のバランスが崩れやすくなり、肩を痛みやすくしてしまいます。
一例として、三角筋中部線維(真ん中)が発達しすぎると、腕を横に挙げたとき、腕の先端である上腕骨頭という部分が上の方向に向かって滑ってしまいます。本来は滑らない構造をしているので、滑ってしまうということは異常な動きをしているとイメージつきやすいと思います。
逆に上に滑らせない役割を担っているのが、俗に言う「インナーマッスル」となります。
本日は以上です。