肩の痛みを運動で改善
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は中華民国(台湾)の建国記念日で双十節の為、横浜中華街は大盛り上がりです。
さて、昨日の続きです。
肩甲上神経障害も神経が挟み込まれる状態なので、原因がわかれば解決方法も見つかります。
まずは肩甲上神経はどこを通っているのか、写真で確認してみましょう。
肩甲上神経は上の写真のような走行となっています。そのため、この神経が挟み込まれる場所として、肩甲切痕と棘窩切痕の上にある上肩甲横靭帯と下肩甲横靭帯が考えられます。
また、肩甲骨はスポーツや日常生活の中で3次元的に動いている影響で、靭帯と神経の間で摩擦が起きたり、圧迫をされたり、引っ張られたりするので、かなりダメージを受けやすい場所に肩甲上神経は存在していると言えます。
では、肩甲上神経が挟み込まれないで肩の健康な状態を保つためにはどうしたら良いのでしょうか?
その答えの前に肩甲上神経障害の可能性がある方は、様々な原因が考えられますが、肩甲骨の左右差に問題があります。
痛みが出ている側の肩甲骨は背骨の中心ラインから、だいぶ離れた位置で固定化されてしまうと肩甲骨と首の骨(頚椎)自体の距離が長くなり、これだけでも肩甲上神経は伸ばされた神経が生じます。
神経が伸ばされている側の肩甲骨は外転、前傾、下方回旋という複合的な形になっているので、それを修正する運動が必要になってきます。まずは背骨(胸椎)がしっかり伸ばすことと回す(回旋)ことができるか確認していくことから始めてみましょう。
この確認方法がテストでありエクササイズでもあるので、不得意な動きを見つけたら1日1回5分からこの運動を始めてみましょう。
本日は以上です。