肩関節包の役割とは
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は昨日と比較してもかなり気温が下がっているように思えます。こういう時だからこそ、栄養、休養、運動のサイクルをしっかりと行い、元気で健康的に過ごしたいものです。
さて、肩の関節には関節包があり、これが時には動きの制限となり、日々のパフォーマンスに影響したり、痛みの原因にもなりかねません。
そのため、動きの中でどのように関わりがあるのかを見ていきましょう。
肩の関節包は上腕骨の上と下にくっついています。
肩関節を45度横に挙げると上と下の関節包は伸び具合が一定となり、肩関節が最も引きつける力が強い位置でもあります。
45度よりも上に腕を上げていくと上下の関節包の関係が一定から徐々に変わってきます。
上の関節包が緩みだして、下の関節包が伸びて緊張が高くなります。
反対に腕を下に下ろしている状態では、上の関節包が伸びて緊張状態になることで、下の関節包が緩みます。これにより骨頭がしっかりと安定する位置にいれるわけです。
ちなみに関節造影検査で肩の関節に造影剤を注入した場合、約30mlくらい(ヤクルト1本の半分くらい)は肩の関節包に入るそうなので、肩の大きさから考えると関節包はかなり大きなものとなります。一説によると男性よりも女性の方が関節包は大きいそうです。
本日は以上です。