頭や首周りの強い刺激はタブーな理由

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。

たまに街中のマッサージ屋さんにふらっ〜と入ることがあるのですが、頭や首周囲を強く押されると不快に感じることがあります。

その理由として、頭や首周囲には脳神経が多く存在しており、過度に強すぎる刺激はとても危険であります。

それでは具体的にはどのような組織が存在しているのか、見ていきましょう。

上の写真が示しているいるのは主に4つの大事な部位があります。

一つ目は「間脳」であります。この間脳は「視床」「視床下部」に分類されており、視床は「嗅覚以外の全ての感覚の中継点」を担っており、視床下部は「自律神経の最高中枢」の役割を担っております。

二つ目は「中脳」であります。中脳は先ほどの間脳の内側に位置しており「大脳皮質、小脳、脊髄を連結させている中継点」の役割を担っております。これらに加えて「高度な運動の制御」「眼球運動」「聴覚」の中継点の役割も担っております。

三つ目は「橋(きょう)」であります。こちらは中脳の下側に位置しており「小脳」「大脳」「脊髄」との中継点であり、他の部位と同様に大切な役割を担っております。

四つ目は「延髄」であります。延髄は橋の下に位置しており「呼吸と主に循環器の抑制」を担っております。

そのため、これらは全て、私たち人間が生きていく上で非常に大切な役割を担っており、これらの機能低下を起こさないことが健康寿命を伸ばす上でも非常に重要であります。

それでは、これらを運動で活性化させる為にはどのようにしていくと良いのか見ていきましょう。

運動では主に「中脳」「橋」「延髄」を活性化させていく為に有効活用が可能であります。

一例として中脳は「眼球運動」、橋は「聴覚刺激」、延髄は「舌の運動、肩周り(副神経系)の運動」によって活性化させます。

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