神経系について
横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
日常生活の活動において、様々なことが出来るのは脳神経が機能しているからであります。神経系は「中枢神経系」と「末梢神経系」の2つで構成されていて、全身に張り巡らされている情報のネットワークシステムです。「中枢神経系」は「大脳」「小脳」「脳幹(中脳)(橋)(延髄)」と「頸髄」「胸髄」「腰髄」「仙髄」「尾髄」の5つを総称した「脊髄」で構成されています。これらは頭蓋腔と脊柱の中に収まっており、沢山の神経細胞が集まった組織となります。
「末梢神経系」は頭蓋骨と脊柱の外に存在している神経線維の束のことを示しており「脳神経」「脊髄神経」「自律神経」で構成されています。それぞれの数も決まっており、脳に出入りをして、頭部や顔面に分布される「脳神経」は12対。脊髄に出入りをして、体幹や体枝に分布される「脊髄神経」は31対で構成されています。「自律神経」は「交感神経」と「副交感神経」で構成されていています。「交感神経」は幹を両側の脊柱で作り、内臓に分布されていきます。「副交感神経」は脳神経と脊髄神経を入り混じりながら内臓に分布されていきます。
全身の至る所に存在している「末梢神経」は、それぞれの部位の情報を中枢神経系に伝える役割を担っています。この機能が発揮されることで、私たちの身体は「恒常性機能の維持」「的確な動作・運動」が出来るようになり、「神経系が全身に張り巡らせている情報ネットワーク」という意味合いがここに存在しています。
身体の構造を理解して、今日もご自身の身体を大切にして1日をお過ごしください。
横浜筋トレスタジオでは身体の構造を活用した運動のサポートを行っております。お申し込みは電話、ホームページよりお願い致します。