アルコールは脳の機能低下を落とす?!
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。
昨日で断酒して100日目を迎えました。
アルコール摂取は前頭葉の機能低下が起こるとされています。
普段、気が弱く大人しい人がアルコール摂取することで急に気が大きくなったり、性格が変わるというのも前頭葉の機能である「理論的思考」「倫理的選択行動」などがアルコールによって抑えられてしまうからでもあります。
そのような変貌が日常から見受けられる方は、もしかしたらアルコールの頻度を抑えることも必要かもしれません。
さて、前頭葉には「8つに区分けすることができる」と言われておいます。
一つ目は「一次運動野」であります。こちらは前頭葉の後側に存在していて、全身の運動の規格と遂行を担っています。例えばドッジボールで相手の投げたボールを避けられるかどうか、素早く対応できるかどうかはこの一次運動野の活性化の有無が大きく関わってきます。
二つ目は「前運動/補足運動野」です。場所は一次運動野のすぐ目の前にあります。主に運動の運動企画と姿勢のコントロールを担っている大切な部位となります。
三つ目は「ブローカ野」です。前頭葉の左側にあります。言語に関わる大切な部位となります。
四つ目は「背外側前頭前野」です。心配性の人や物事に対して恐怖心が先行してしまう方はこちらの機能低下が疑われます。機能とうしては運動の企画・遂行、運動の構築、感情の抑制に関わっています。
五つ目は「排尿中枢」です。そのままで排尿に関する抑制を担っています。尿もれに関しての代表的なアプローチ方法である「骨盤底筋のトレーニング」に加えて前頭葉の活性化も大切であります。
六つ目は「前帯状皮質」です。こちらは動作、姿勢、空間認知が正しいかどうか常に監視している部位となります。この機能が低下が起きると無駄に痛みを表出させると共に、自律神経の変動にも関わっています。
7つ目は「補足視野」です。視覚運動によって活性化する部位でありますので、前頭葉の活性化を運動療法で実施する場合、補足視野の特徴を生かして視覚運動ドリルが活用されている一つの大きな要因ともなります。
八つ目は「眼窩前頭野」です。こちらの機能は感覚統合、決断、報酬などの予測に関わってきますので、運動機能を向上させていく上で非常に大切な部位であります。
こうして見ていくと、前頭葉全体を活性していくことで心身の健康を向上させていくことに繋がるとご理解いただけるかと思います。
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