連合野とは?
すこんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今年も今日を合わせて残り三日となり、街は益々年末年始に向けて活気付いていますね!
さて、今年も色々なニュースがありましたが未だに大相撲の問題は取り上げられているのが印象的です。
感情的になるとか、キレやすいのは性格が影響すると考えられやすいですが実は脳の影響が相当占めていると考えるべきだと、私は思います。
ヒトが霊長類のなかで最も進化を遂げてきた理由として、連合野の発達があったからだと考えられます。連合野とは3つ存在していて、頭頂連合野と側頭連合野、前頭連合野があります。
それぞれ高次脳機能と言われているところも注目度が高いところですね。続いてそれぞれの特徴を見ていきましょう。
頭頂連合野は空間を認知することが主な役割となります。物体が平面に見えたり、近所まで出かけて自宅まで帰れなくなったり、対側の空間認知を行なったりします。例えば、右頭頂葉が歩行中に左側に物がある時にそれを避けるのが普通ですが、右頭頂葉が損傷した場合は左側に物があったとしてもそれに気が付かずに、ぶつかってしまいます。
側頭連合野は目の前にある物が何なのか、という認知をしています。また聴こえている音楽や音がどのような情報なのか判断出来たりします。
前頭連合野は仕事を計画的に実行するためにも、とても大切な場所です。なぜかと言いますと、目標設定の為に計画を立てて、実行する能力がこの部分になります。いわゆるPDCAサイクルの能力が高いかどうかはこの前頭連合野の発達の度合いによるかもしれません。世の中の流れに適応して、一つの考え方に凝り固まらない方もこの前頭連合野の能力が高いといえます。ということはこれからの時代はこの前頭連合野を鍛えていく必要があるのかもしれませんね!
ちなみに前頭連合野の活動が活発になる時は電話番号を覚えたりする時だそうです。
本日は以上です。