何事も由来がある
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今年も残り2日ということで気が引き締まる思いです。
例年の如く忘年会へは一度も参加せず、仕事納めの明日まで目的を達成できています。忘年会をググール先生に聞いてみたところ、日本は室町時代からこのような風習があるそうですが、もう新年に向けて新たな目標設定をしなくてはいけないのに、どんちゃん騒ぎをして翌日二日酔いだなんて無駄な時間を過ごすほど勿体ないことはないと私は思っていますが、人それぞれなので楽しい雰囲気が好きな人もいるので、それはそれで幸せなことだと思います。
さて、実は10月〜12月のセミナー参加がとてつもない量だったため、うかつにも12月は風邪を引いておりました。現在はすっかり良くなっているのですが、治る寸前は咳が出ていて、その影響で肋骨の周りについている肋間筋や腹筋群が良く働いてくれたので、咳をすると体力が消耗すると改めて感じました。
ということで、今回のテーマは咳が出るメカニズムについてです。
風邪もそうですが、それ以外にも食物やお水などを飲み込んだり、ホコリや煙などを吸い込んだ時も咳は出ます。これは刺激受容器というものが存在しているからです。刺激受容器は異物が体内に入りこんだ時に、脳の一番下にある延髄(えんずい)に「わ〜!大変だ!!異物が体の中に入ってきたぞ〜!!!」と伝えて、その情報をキャッチした延髄がすぐさまに咳反射(がいはんしゃ)を起こして咳を出します。
ちなみに、刺激受容器が備わっているのが咽頭、喉頭、気管、気管支、胸膜、心膜、食道、胃などです。
先ほど腹筋を使うとお伝えしましたが、実際に咳が出る前に肋間筋と腹筋群が収縮をした後に声門が閉じて、胸腔の内圧が高まり、閉じていた声門が開いて相当な勢いで息を吐く形で咳が出ますので、咳が治まった頃に「腹筋していないのに、なぜお腹が筋肉痛??」なんて思うのはこのようなメカニズムが起きているからです。咳予防には生姜を丸ごと食べたり、料理に多めに入れてみましょう。
さぁ〜明日は大晦日!2018年の為に素晴らしい1日を過ごしましょう!
本日は以上です。