挟み込みの原因は?
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今朝は関西から学生時代にお世話になっていた家庭教師をお願いしていた先生と約10年ぶりの再会を果たし、心和む時間を過ごさせていただきました。勉強を教わっていたのが25年前ですが、いまだにこうして遠方より会いに来てくださる気持ちが嬉しいです。人情て本当に大切だと改めて思いました。
さて、昨日の続きですが、腕や指先にしびれがある場合、頚椎のアライメントの影響で頸神経が圧縮ストレスが起きることをお伝えしました。今回は胸郭出口症候群に起きる腕神経叢の挟み込みはどのようにして起きているのか?について学んでいきたいと思います。
腕神経叢の挟み込みが起きやすい場所が3箇所あるうち2箇所についてお伝えします。
1箇所目は前斜角筋と中斜角筋、第1肋骨で構成されている斜角筋隙と呼ばれているトンネルが筋肉の緊張によりトンネルが狭くなり、腕神経叢の挟み込みが起きます。このような症状を斜角筋症候群と呼びます。
2箇所目は上が鎖骨、底が第1肋骨で構成される肋鎖間隙という骨性のトンネルです。このトンネルの中は腕神経叢、鎖骨下動脈・静脈が通っていて、鎖骨の下制や肋骨の挙上が起こった時には肋鎖間隙が狭くなり、圧迫ストレスをかけることになます。このことを肋鎖症候群と呼びます。
本日は以上です。