頸部アライメント
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
朝もすっかり寒くなり、自転車通勤には手袋が必要になってくる季節だと思うと、時が過ぎる早さにまたまた驚かせれました。
さて、昨日は頚椎由来のしびれを書かせていただきましたので、今回は頚椎のアライメントについて学んでいきたいと思います。
頚椎のアライメントが崩れる代表的なものとして、ストレートネック、頭部前方位、なで肩、しかり肩などがあります。これらは円背姿勢や胸郭出口症候群の方に多いと思います。要するに、日常の習慣で作り出されるものが多いです。
では、一つずつ細かく見ていきましょう。
まずは、女性に多いなで肩からです。なで方は筋力不足で重力に負けてしまっているの特徴的で、重力に負けた肩甲帯や腕が下に垂れ下がり、その影響で頸部の筋肉が硬くなります。具体的には僧帽筋上部、肩甲挙筋が伸びすぎて硬くなります。筋力低下が起きている部分は僧帽筋中部と下部線維、菱形筋です。アライメントを見ていくと、鎖骨下制、肩甲骨外転、肩甲骨下方回旋、胸椎屈曲になっています。
続いては、いかり肩についてです。いかり肩はなで方と違い男性で筋トレをガシガシやっている人に多いです。このタイプの方は僧帽筋上部、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋の過度な緊張が習慣化されています。アライメントは鎖骨挙上、肩甲骨上方回旋、肩甲骨内転、胸椎伸展になっています。
それぞれトレーニングメニューも変わってくるので参考になれば幸いです。
本日は以上です。