つま先が上がらない理由
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は朝方4時ごろに目がさめるぐらい強風でしたが、現在は穏やかな秋晴れです。
元京セラの稲盛和夫氏の「考え方」という本を読み、あの方がいかに完璧主義者であるかが想像することが出来ました。僕みたいな凡人は到底真似のできない境地にいらっしゃるのだと思います。
それよりも「LIFE SHIFT 100年時代の人生 ライフシフト戦略」の方がしっくりきて、現実的に実践できます。
これからの時代、70〜80歳代まで働き続けるのが当たり前になってくるが、いかに自己投資をして時代の変化に柔軟に対応して、自分自身を常に進化させていくことができるかが勝負になると思うので、温故知新も大切にしつつ、常に新しいことを生み出してワクワクしながら残りの長い人生を過ごしていきたいと感じた次第です。
さて、話題を変えて「足首が硬いのはふくらはぎとアキレス腱が硬いからでしょ?」という質問を受けることがあります。
それもそうなのですが、実はそうでないケースもあるので参考になればと思い、色々と書かせていただきます。
専門用語になりますが(この方が書いていくにあたり早いのでご了承ください)、足関節の背屈制限がある場合、評価するべき部位があります。
それは距骨頭内外側の後方への滑りが均等になっているかどうかです。
本来距骨は足関節窩に対して、後方滑りを起こして背屈動作を行うのですが、長母趾屈筋腱の拘縮や滑走不全などの原因で後方滑りが起きにくくなります。
距骨頭の内・外側のうち、内側が触れる方が多いと思います。
これはつま先が外側を向いていることを意味をしているので、老若男女ともにつま先が外側を向いて歩行されている方は非常に多いです。
距骨の内側の後方滑りができなくなることによって、前足部の外転、踵骨外反、内側縦アーチの低下にも繋がるので、改善策が必要となります。
ご自身で行う方法としてはしゃがんで、背屈動作を作りながら、手の指を使って距骨頭内側を押し込んでいくのが簡易的に行えます。
本日は以上です。