骨盤の歪み修正に関する考え方
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。
姿勢に関するお悩みをいただくことがあります。
特に「頭が前きに突き出している」あるいは「背中が丸まっている」ということに関するお悩みが多いです。
世間一般的には「背中の筋肉を鍛える」「硬くなっている筋肉を伸ばす」などの情報が多くありますが、これで本当に改善させるのであれば、とっくに皆さんお悩みを改善されていると思います。
何事においても通じることでありますが、問題解決をするにあたりある程度の「法則」というものが存在しています。
その法則または原理原則を知らずに枝葉のような知識を実践してもなかなか問題解決となる糸口を見つけられない可能性があります。
ということで今回は現在人が多い姿勢について解説いたします。
女性の「お腹ぽっこり」「腰痛」「肩こり」「首痛」の原因となる姿勢として「下部交差症候群」というものがあります。
この姿勢の特徴として「骨盤前傾」「腰椎前弯増強」「大腿骨内旋」が考えられます。
この姿勢が長く続くことで股関節痛、膝痛、お腹の不調、背中の張りなどの症状が考えれますが、それ以上に見た目の問題が大きく現れてきます。
この姿勢に関してアプローチする為には「骨盤の矢状面」と「股関節の水平面」を掛け合わせた運動プログラムが必要となります。
また、骨盤上で筋肉のバランスを見たときにどの筋肉が弱くなっていて、どの筋肉が過剰に強くなっているのかを明確にして、それに対してどのようにアプローチをしていくのか、という明確な指標を立てることも大切であります。
具体的には、下部交差症候群で弱っている筋肉は「腹直筋」「腹斜筋」「大臀筋」「外旋六筋」「ハムストリング」「大内転筋」でありますので、これらをどのように同時に強化していくかだけでは、効果が出づらいので「股関節を外旋させる筋肉」を同時に活性化させる運動プログラムを考える必要があります。
逆に日常から過剰に働いている筋肉は「腰部起立筋群」「腰方形筋」「恥骨筋」「腸腰筋」「大腿筋膜張筋」「大腿直筋」であります。これらの筋肉は日常生活で過剰に働いているわけなのでいかに働きを弱めていくかが肝心であります。
まだまだ姿勢改善のポイントは多くありますが、ピラティスがこれらを改善するのにとても有効的であります。
ご興味がございましたら、ぜひ体験にお越しください。
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