前庭システムは社会人として鍛えるべき
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。
めまいで有名なのがみなと赤十字病院でありますが、よほど日常生活に来さない限り受診をしてリハビリ訓練を行うところまで行く人は少ないかと思いますので、「なんとなくふらつく」という程度の方は具体的な前庭覚に対する介入方法はわからない、というのが実情だと思います。
耳の奥には「前庭システム」というものが存在しています。
耳の中には「三半規管」「耳石」「蝸牛」「内耳神経につながる神経」などが存在しています。
これらがしっかりと働かないと脳にしっかりとした情報が伝えられないので、理想的な動作や姿勢を作れなくなってしまいます。それによって必要のない場面でも全身の過剰な緊張が出たり、めまい、ふらつきなどによって気分がわるくなる可能性が高くなります。
「前庭システム」の「システム」という名称がついているのは、この耳の中の各組織だけで成り立っているものではないからであります。
なぜなら、先ほど紹介したそれぞれの感覚器が統合して「頭がどのような位置にあるのか」「自分が歩いている速度はどのくらいなのか」などの情報を脳にきちんと伝えた上で、全身の様々な制御が出来て、初めて前庭システムがきちんと機能しているという事が言えます。
先ほどからお伝えしているように、前庭システムは「バランス」「ふらつき」「めまい」などに関わっている人間にとって大切な機能でありますが、それ以外に「自分と環境や空間の関係性を把握する」「感情の生成」「心の健康」「社会との適応能力」に対する影響が大きい事がわかっております。
つまり、良好な人間関係の形成、日常生活の質の向上を目指していく上でも非常に大切な要素となります。
健康づくりにおいて、筋トレに加えて前庭覚を鍛える大切さを少しでもご理解いただけたら幸いです。
「姿勢改善」「疲れやすい」「体力の衰えを感じる」けど「自分に合うやり方、必要の運動がわからない方」はぜひ体験にお越しください。
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