20年以上前のやり方では身体機能は改善されない

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。

運動は身体を鍛えるだけでなく、脳機能の向上にも繋がります。

脳機能が向上することで身体の痛み、不調が消えることは現場指導をしている上でもよくあることです。

近年では24時間ジムや安価の施設が増えたことによって、運動する人口の割合が増えているのはとても素晴らしいことであります。

一方で、何年も同じルーティンで運動されていることも少なくないと思います。

例えば、フィットネスクラブに長年通っている中高齢者であれば、ジムエリアでいつも行っている筋トレのマシンを行い、最後の有酸素運動をして、ストレッチして帰るみたいなルーティンを週に2〜3回行うみたいな習慣を何年、下手したら何十年行っている方も少なくありません。

長く行う継続力はとても素晴らしいことであり「筋力」だけを見たら目的にマッチしたやり方なのですが、「動作」「脳機能」にフォーカスをすると、残念ながらそれらの努力が無駄に可能性もあります。

なぜなら、長年やり慣れているマシンでの運動は極端な話、目を瞑っていても出来てしまうくらい、やり慣れていたり、身体をそこまで制御しなくても出来てしまう運動はその人にとってトレーニングになっていないことが多くなっている可能性があります。

大切なのは「少し頑張らないと達成できないレベル」の運動を常に課することが全身の機能向上につながることであって、毎回同じ刺激の運動は身体機能向上には繋がらないので年齢を重ねた時に、何十年もジムに通っていたけど「歩幅が狭くなってきた」「背中が丸まってきた」「関節痛が改善されない」という症状に繋がり、多くの方からご相談を受けてきました。

それは運動に対するやり方と目標が一致しておらず「皆が行っているから同じように真似して行ってきた」結果でもあります。

情報過多の割には科学的根拠を基にした運動方法は横浜のような地方都市ではまだまだ広まっていない、と実感する今日この頃であります。