横隔膜と骨盤底と腹腔内圧の関係性とは

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

トレーニングを行う上で筋力だけでなく、他の機能も同時にあるいは筋力向上よりも前に正常機能を保つことが大切であります。

特に「横隔膜」「腹腔内圧」「骨盤底の関係性に着目をしていくことがお勧めです。

先ず正しい動きから見ていきましょう。

息を吸った時に横隔膜と内蔵器が下降していくことで、骨盤底はこの圧に対して抵抗していきます。圧が抵抗していくことで、腹腔内圧は自然と上昇してお腹全体が膨らみます。

これが正しいパターンとなります。

次は誤ったパターンを2つ紹介いたします。

過剰な胸郭の開きに共に、必要以上の胸椎の伸展、全身の過剰な緊張によって、が横隔膜が下降しなくなります。横隔膜が下降しないことで当然内蔵も下降しませんので、骨盤底も押し返す必要がない為、腹腔内圧は起きません。

二つ目の誤ったパターンは、骨盤の歪みによって正常な位置に比べて骨盤底が下がっており、それによって骨盤底が圧抵抗出来ない状態です。

このようなパターンですと、横隔膜が下降すると痛みが出たりするので、その痛みを避ける為に横隔膜が下がって来れないことがパターン化されてしまいます。

健康づくりの参考になれば幸いです。