アメリカ解剖実習2日目
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。本日はアメリカ滞在3日目です。時差の影響なのか、午前4時に目が覚めました。前日の復習と今日の予習を行い、朝ごはんを食べてからジムでトレーニングをして、8時半から解剖実習前にホテルの会議室でトーマス・マイヤーズの講義を受けました。
今日のテーマは空間医療でした。我々の体が空間の中でどのように影響をしているのか?筋膜を顕微鏡で見た映像などを事前に見させていただきました。また、人類の進化とともに動くということしなくなった現代人と機能低下の関係性について学ばせていただきました。
いざ、解剖研究室へ向かい、白衣に着替えて実習が始まる前に研究室で記念撮影。
今日のテーマは献体をうつ伏せにして、皮膚を剥がして、皮下脂肪を取って、深筋膜を残した状態にするということでした。
私の班の献体は体格が良い男性の為、肩や背中、胸、腕、お腹周り、股関節周りに脂肪がとても多く、解剖するのにものすごい時間がかかりました。私の担当は上半身の半分と最後に頭蓋の半分の皮膚を解剖し始めたところで実習の時間が終了となりました。
今日の実習で感じたことは
- 医学やスポーツ医科学の発展のために提供していただいたご献体に対して、常に尊重する気持ちを一時も忘れず解剖をさせていただくことを忘れてはいけない。
- 道筋がわかっていなければ遠回りしてしまうが、道筋をわかっていれば早く目的地にたどり着くことが可能である。
- 解剖学者 ガルシア・トッドが実習中に「芸術×学問である」という言葉がとても核心をついていると思いました。
実習終了後、外に出たら夕日が素晴らしく綺麗でした。
実習が終わり、幸運にも同じグループの日本を代表するトレーナーさんご好意でメジャーリーグ球団で活躍している日本人トレーナーと食事をしながら貴重な時間を過ごすことができました。
アメリカといえばステーキでしょ!!
いよいよ明日は筋膜から筋肉、内臓へと繋がります。
貴重なお時間を誠にありがとうございました。