関節は軸運動
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
膝にお悩みの方は相変わらず多いです。
数学でも問題を簡単に解決するために公式が存在しているように、膝にも解剖学や運動学が存在しています。
膝はいつも体重によって圧迫する力が加わっているので、膝が痛み出したらまず体重が適正かどうか把握する必要があります。
基本的な動きは曲げ伸ばしを行い、それに伴い回旋動作が入ります。
これをスクリューホームムーブメントという長い名前もついております。
膝をまっすぐにピンと伸ばすと安定性が増して、しゃがむ、立ち上がる時は大きく曲がります。
また膝の曲げ伸ばしの際には必ず軸運動が発生します。
この軸運動があることにより、曲げ伸ばしがきちんとできると言い換えることもできます。
少し複雑な図になりますが、膝の曲げ伸ばしをする時の軸は「X」です。
この軸が平行に保つことができれば曲げ伸ばしもスムーズなのですが、ガニ股のような形をした脚ですと軸が外側にずれてしまいます。
ガニ股になっているかどうかを評価する方法として、腿の骨とスネの生理的角度をなしているかどうか、または股関節から足まで軸線を引いて、膝のお皿の中心が何ミリ外側にずれているか、というのがあります。
しかし、これらの方法は私がいる現場ではあまりにも現実離れしています。
超シンプルに動きを見るのでしたら、股関節、膝、つま先が動作中にまっすぐのラインを保つことができるを見ていく方がトレーナーとしては現実的です。
実際にはハードルステップという評価方法を使用しています。
この話は長くなるので、また今度書かせていただきます。
本日は以上です。
貴重なお時間を誠にありがとうございました。