呼吸セミナー参加
こんばんわ!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
日中は東京に行きアメリカから著名なトレーナーによる呼吸に関するセミナーを受けてきました。
スポーツや筋トレ、日常生活で痛みや動きがわるくなる原因として、筋肉や関節、動きの癖以外に呼吸の仕方に問題がある可能性が考えられます。
呼吸の質を向上させるだけで、関節の動きが良くなったり、痛みの感じ方が減少したり、運動神経が良くなったりすることはトレーニング指導の中でも良く起きることです。
では、そもそも呼吸て何?というお話です。
1日2万回していると言われている呼吸ですが、健康に良いというイメージは何となくお持ちの方も多いと思います。
当然呼吸をしなくなったら、生物は生きていくことができません。
命あるものにとって呼吸は必須と言えます。
以前も呼吸に関する記事で書いたと記憶がありますが、呼吸には内呼吸と外呼吸があります。
内呼吸とは血液と細胞の間でのガス交換のことです。
具体的には、
毛細血管の血液から供給された酸素は→細胞内に拡散される→ミトコンドリアでエネルギー代謝として使われる→この途中経過で二酸化炭素が発生する→発生した二酸化炭素は毛細血管に拡散→最終的には血液が運ぶ。
このサイクルが内呼吸。
外呼吸とは血液と外気とのガス交換のことを言います。
具体的には、
外気を肺包に取り込む→肺毛細血管→肺包気という順番で拡散→肺包気の中にある酸素は毛細血管→血液が組織に運ぶ、というサイクルを作っています。
ちなみに大人は肺の中に約500mlの酸素を溜め込んでおくことができます。
しかし、消費はめちゃクチャ燃費が良くなくて、1分間で半分の約250mlが消費されてしまいます。
計算上2分ガス交換をしないと肺の中の酸素が全部使いきってしまうので、呼吸がいかに大切かということがお分かりいただけたかと思います。
世界的な流れとして、ここ数年運動の分野でも呼吸はかなり注目されています。
その証拠に今日は会場どこを見渡しても超1流トレーナーさんばかりで、緊張しっぱなしでした(汗)。
本日は以上です。
貴重なお時間を誠にありがとうございました。
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