糖新生とは?③

おはようございます!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日も絶好調な1日を過ごしていきましょう!

ということで、昨日の続きです

糖新生の場合、ピルビン酸は直でホスホエノールピルビン酸に変換されずに、一度ピルビン酸カルボキシラーゼという酵素を利用して、オキザロ酢酸に変換されます(昨日の復習)。

続いて、オキザロ酢酸はホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ(名前が長い!!)という酵素を利用して、ホスホエノールピルビン酸に変わります。

そこから、2−ホスホグリセロリン酸→3−ホスホグリセロリン酸〜という形でグルコースになるためにどんどん変化を遂げていきます。

最終的にはグルコース6リン酸はグルコース6−ホスファターゼという酵素を利用してグルコースになっていきます。

先ほどからよく出て行くる「酵素」とは何ものなのでしょうか?

アルコールやパンなどに、酵母による発酵はかなり昔から使用されています。

19世紀の終わりには、発酵に酵母そのものではなく、酵母の抽出液で出来るということが発見されたそうです。

さらに20世紀に入ると酵素はタンパク質であるということが解明されます。

タンパク質でできた酵素は生物の成長で必要な、異化と同化の仕組みにとって、とても大切な存在となります。

酵素が働くときは活性部位という特別な場所に、基質が結合します(酵素基質複合体)。

基質が酵素に結合することによって、基質が分解されます。

これが食事を摂取した時に体内で食物を分解する異化というメカニズムになります。

反対に同化とは分解された食物(部品)を体に必要な複雑な物質を合成することです。

酵素は何も変化していないのに、活性部分に基質が結合すると酵素反応が起きるわけですが、至適温度が35〜40度で至適、pHが7前後と決まっています。

これ以外になると酵素は働きが弱くなったり、消えてしまうので、かなりデリケートな存在だと言えます。

本日は以上です。

貴重なお時間を誠にありがとうございました。

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