赤ちゃんから多くのことを学べます

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?

私は先日参加したクレイグ・リーベンソンのプルハスクール トゥ アスレチックデベロップメントパートAのまとめを文章化にするという地味な作業を隙間時間を使いながら行っております。これがまた時間を忘れるくらい楽しい作業なのです。

さて、今回のコースでも沢山出て来ました「発育発達」について少し紹介させていただきます。

なぜ、この発達発育が必要なのでしょうか?

私の解釈ではこの発育発達というメカニズムは、人間がこの世に生まれて、仰向けから寝返りをして、四つ這いになり、膝立ち、片膝立ちから立ち上がり、歩くという動作は生きて行く為に必要な能力で有り、それを誰に教わることなく自然に出来てしまうのは人間の凄いところでもあります。

私も現在生後9ヶ月の子供がいますが、日常の動作を観察していると本当に驚かされます。

通常生後8ヶ月前後になると赤ちゃんはハイハイをするわけですが、この動作の時に必要な要素はいくつかあります。

今回は肋骨の横についている前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉紹介させていただきます。※下の写真が前鋸筋(ぜんきょきん)です。

前鋸筋

 

この筋肉が働くことによりハイハイをした時に上腕骨の上を体幹が前に移動することが可能になります。

実際にやっていただくと分かるのですが、四つん這いになって身体を前後ろに移動させようとする時、上腕が支点となり、体幹が動いてきます。

この動きて日常動作やトレーニングにあまりありませんよね。

筋力トレーニングでも体幹が安定して四肢が動くような種目がほとんどです。

では、どのようなトレーニングが有効的なのでしょうか?

それはメディシンボールという重りがついた大きなボールを使用して仰向け、膝立ち、片膝立ち、立位でスローイングする種目です。

ただし、気をつけなければいけないポイントは①下位胸郭が引き上がらない②腰椎が過伸展にならない③胸椎が後弯しないなど注意点があります。

これら3つ条件が難しい場合は①胸椎の伸展をつけるトレーニング②コアのトレーニングを行ってから仰向けから開始したスローイングに移行していきます。

本日は以上となります。

貴重なお時間を使って最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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