肩甲下筋のテスト

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は山と川がある公園でのんびり過ごしながら英気を養いました。

さて、肩の安定的な動きを作り出す筋肉として肩甲下筋があります。

この筋肉は背中側から見た時、肩甲骨の裏側についていて、他のインナーマッスル、別名腱板とは違う場所についているのも特徴的です。

作用としては主に水平内転という動きと内旋という動きがあります。

この筋肉に問題が起きているかどうか見るテストがベリープレステストです。

このテストでは腕を下にした状態から肘を曲げて、手のひらをお腹にあてて、お腹を押します。

そうすると、肩の関節は自然と内旋という動作が生まれます。

この時に代償動作として、肘が後ろ側に動いたり、同じ内旋筋として大胸筋も過剰に働いていないかどうかがポイントとなります。

もし、この2つの要素がある場合は肩甲下筋の問題を疑った方がよいです。

もともと大胸筋が発達していて、どうしても大胸筋の刺激が入ってしまうという場合は、もう一つのテスト方法として、リフトオフテストがあります。

このテストでは腕を後ろに回して、手の甲が腰に触れている状態から後ろに向かって力を入れて、肩甲下筋の筋力がしっかり発揮しているかどうかを見ていくことができます。

本日は以上となります。