しびれの原因は?

こんばんは!横浜本牧パーソナル宮原崇です。

今日も朝から活動して、気がついたらこんな時間になっておりました。

時間というのはとても不思議なもので、環境によって感じ方がまちまちなのでそれだけ環境づくりというのはとても大切なのだと最近特に感じます。楽しい人生を過ごすためにも時間を無駄に過ごさないことを常に心がけていきたいと思います。

さて、「首痛くて手がしびれるけど、揉んだら良いですか?筋トレしたら良いですか?」というご質問をいただきました。

その方の状況にもよりますが、「しびれの原因は何?」と考えていく方が、後々良い結果が出ると思います。

頸部が原因でしびれを起こしている場合、圧縮のストレス+伸張ストレスが加わっていて、そこから更に細く見て行った時に頸部のアライメント不良が原因で頚神経由来のものなのか、それとも胸郭の可動性が低下したり、肩甲胸郭関節の安定性低下による腕神経叢由来なのかを見ていく必要があります。

頸神経の特徴として、前枝と後枝に分かれていて、前枝が太くて後枝が細くなっていることと第1頸神経は後頭骨と第1頚椎の間から出て、第8頸神経は第7頚椎と第1胸椎の間から出ているため、頚椎が7個に対しては8対の頸神経があるという特別な構造をしています。

頸神経の圧縮ストレスを見ていくと、少しミクロ的なお話になってきますが、お付き合いください。

頸神経が圧迫ストレスを受けている場合、頚椎の特徴として生理的な前弯していて、その影響で屈曲の時に椎間孔が広がり、伸展の時に狭くなります。

例えば、頚椎が左右のどちら側かに回旋しているのが普通になってしまった状態で頚椎の過伸展が起きると頸神経の圧縮ストレスが起きてしまいます。

さらに、5〜7番目の神経根はその先の腕神経叢を作るために太くなっているので、様々な頸部の状況によって圧迫をうけやすい構造をしているのは間違いないと言えます。本日は以上です。