胸郭〜頚椎

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日から寒さが増してきたようで、思わずユニクロで手袋を買ってしまいました。

さて、今回は胸郭の可動性と頚椎の関係性について考えていきたいと思います。

胸郭の構成は、胸椎と12本の肋骨で構成されていて、呼吸を行うと上位肋骨が前後に、下位肋骨が横に広がるようになっています。ただし、呼吸がうまく行えないとこの下位肋骨を横に拡張させることは難しくなってきます。

例えば、呼吸が上手にできないで胸郭がパンパンになっている男性の方は胸郭の柔軟性が低下するとともに、胸椎、腰椎、頸椎の可動性も低下してきます。筋肉でいうと脊柱起立筋や頸部固有筋、僧帽筋上部、肩甲挙筋や胸鎖乳突筋などが硬くなり、肩甲胸郭関節のアライメントの変化や肩の動きの制限にもつながるので、呼吸というのはそれだけ大切になってきます。まさに呼吸を制すものが動作を制するといった感じです。

また頭部前方位などで頚椎の動きによっても胸椎、胸郭の動きと連鎖することも考えると、頚椎の動きをよくすることも大切です。頚椎が屈曲をすると胸椎後弯、胸郭下制がおきます。頚椎が伸展すると胸椎後弯が減り、胸郭挙上します。頚椎回旋が起きると、胸椎も同じ側に回旋します。この法則を利用したストレッチ方法を今日研修で行いましたので、クライアントの皆さんにお伝えするのが楽しみです。

本日は以上です。