股関節痛みの構造
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
先日、ご紹介で股関節のお悩みを抱えている方からご相談を受けました。
フィットネスクラブでも非常に多くの方がお悩みを抱えていて、それに対しての対処法はプールで歩くということが多いという印象がなぜか昔からあります。
そもそも股関節に付着している靭帯や関節包はとても頑丈でしっかりしています。それなのになぜ股関節の障害について悩まれる方が多いのでしょうか?
肩の関節もそうなのですが、股関節はよく受け皿とボールの関係性だと言われています。受け皿が寛骨臼蓋でボールの役割が大腿骨頭になります。寛骨臼蓋の向きは前側で且つ外側に向いているため、大腿骨頭は全部受け皿の中にかぶっているよりも、少しはみ出しているイメージをしていただくとよろしいかと思います。
股関節でお悩みにならている方は大腿骨頭の頚体角、もしくは前捻角に問題が生じていたり、臼蓋に問題が起きていることが一般的に考えられます。
これらの要素を踏まえて、どのような運動をするか考慮しないで、「とにかく筋肉をつける」だけに着目しすぎたら、気づいた頃には股関節症の進行が進んでいた、なんてこともあるかもしれないので、運動をする前に股関節の構造の理解から入ると解決の糸口も見つけられるかもしれませんので、お勧めです。
本日は以上です。
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