もも前筋力強化=全てのひざ痛改善に適応できない①

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

元町商店街を散歩していたら、24時間ジムいつの間にかオープンしていて驚いた同時に気持ちが高ぶりました。フリーウェイトもあるとのことなので早速見学に行ってみたいと思います。無性に身体を鍛えたいので、どこかジム入会検討中です。活動場所を利用してトレーニングも出来ますが、営業中は月会費をお支払いしている会員様の横でトレーニングするのは、どうしても気が引けてしまうのです。

さて、ひざ痛の話題です。ここでも筋力トレーニングの目的を明確にしないと関節への負担が増大してしまうというお話を致します。

ひざ痛=もも前の筋力強化という公式がなぜだか昔からありますよね。

言い方を変えると大腿四頭筋を鍛えるとひざ痛改善できますよ〜!ということになります。

しかし、ひざ関節の構造はそんない単純なものではなく、筋肉以外にも靭帯、半月板などの軟部組織が付着しています。更にひざの痛めている場所によっても解剖学的に見ていくと相当細いのが実情です。

例えば、ひざの内側が痛いとなった場合、考えられる要因が内側側副靭帯、鵞足(ガソク)、内側ハムストリングス(もも裏の筋肉)、腓腹筋内側頭(ふくらはぎの筋肉)、内側半月板があります。これに対してもも前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えて対応できるのは内側半月板が圧縮ストレスを受けている場合です。

つまり、それ以外の要因でひざの内側が痛みを発している場合は、もも前の筋肉を鍛えたとしても直接的な解決方法にならないということが言えます。

続きはまた明日書きます。

本日は以上です。