現代社会における多くの呼吸リズム
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
皆さんは意識をして呼吸について考えたことはございますか?
呼吸のパターンも色んな呼吸法があり、代表的なのが胸式と腹式というところでしょうか。
ここでは正しい呼吸の定義はあまり致しませんが、人と話をしていて緊張しているか、緊張していないかどうか見分ける手段として、相手の呼吸がゆっくり深くなのか、それとも早くて浅いのかによって相手の身体の状態が分かると思います。
武道での戦いの時も相手に呼吸を読まれないようにすることも戦いに勝つ為に必要な条件だと言えます。
そこで、私はパーソナルトレーニングでクライアントとセッション中に息を吐くことに慣れていただくことから始めています。
なぜなら、息を吐くことができない方が多いからです。
その理由として緊張やストレスを抱えていることが日常的に多く、呼吸の主役の横隔膜が正しく機能していない代わりに首に付いている斜角筋や胸鎖乳突筋などの呼吸の脇役の筋肉が働き過ぎて、首や肩周りの異常な緊張を持っている方がとても多く見受けられます。
- 息を吸う=交感神経優位=緊張
- 息を吐く=副交感神経優位=リラックス
このことを意識していただくことにより、日常生活の余計な緊張も抜けやすくなるかと思います。
お勧めの方法としては仰向けになり、両脚を上げて股関節90°、膝関節90°を作り、右手だけをバンザイした状態で深呼吸するのが良いと思います。
右手をあげる理由として、横隔膜の脚が腰椎についているのですが右側の方が長く、姿勢筋として変化した場合、右側に腰椎が引っぱられることが多く、横隔膜の右下には肝臓があるため良いポジションにあるが、左側には肝臓がなく息を吸い込む時に肋骨が開いてしまうので、バランスを取るのに役立ちます。
最初は生後3ヶ月のポジションから始まり、少しずつ動きをつけながら呼吸が乱れない練習をしていきます。
以外と運動指導の分野では軽視されがちな呼吸を宮原崇のパーソナルトレーニングでは重要視しています。
本日は以上となります。
貴重なお時間を使い最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。