営業というよりも困った人を探しています

おはようございます。パーソナルトレーナー宮原崇です。

昨日は90歳近いクライアント様がトレーニング中に最近はご自身の終活に時間を費やしていると仰っておられました。とても元気な方でつい最近も夫婦で船旅行から帰ってきたばかりですし、近所のスーパーも意識して徒歩で買い物に行かれております。

それくらいいつも行動的で元気なので、最初は冗談かと思って聞いていたのですが、その年齢にならないと分からない心境があると思いますので、「〜さん、まだまだ元気だから大丈夫ですよ!」と大した励ましにもならない月並な言葉しか出てこなかったですが、少しでも活力を与えられるようにトレーニングのサポートをさせて頂きました。

さて、ひざを痛めてゴルフを断念にしている女性からパーソナルトレーニングのご依頼を頂きました。医療機関で「体幹を鍛えるように」と言われて、何をしたら良いか分からず、ジムで自転車漕ぎだけを日課にされていたようです。私の仕事は「医師に運動を勧められたけど、何をしたら良いか分からない」という方に対して、運動の仕方を伝えることですので、常に現場で困った人や私のことを必要としている方がいらっしゃらないかを探す為に、空き時間にフィットネスクラブの館内をチラシ持ってウロウロしています。

ご本人曰く、自転車漕ぎだけでも「なんとなくひざが楽になってきた」とのことですので、全く運動していない方と運動を日課にされている方では天と地の差があるくらい健康への道のりは違ってきます。

フィットネスクラブに入会をすることで専門器具や健康情報が沢山揃っているので、意を決して入会していただいた方が健康になれる要素はグンと高くなるのは間違いないのですが、敷居が高いと感じる方は本牧山頂公園での散歩から始められてはいかがでしょうか。