肩関節①
こんにちは!パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は肩の痛みでお悩みのクライアントさんがいらしたので肩について考えていきたいと思います。
まず肩関節はいくつあると思いますか?
肩の関節といえば、肩甲骨と上腕骨で構成されている肩甲上腕関節をよくイメージされると思います。
実は肩関節は5つの関節で構成されていて、色んな方向に動くのですが、その代わりとても不安定な要素も持っています。
5つの関節で構成されているということは、それだけ筋肉などの軟部組織も多く関わってきて複雑になります。でも、ご安心ください。一つずつ紐解いていけば、そう難しくはありません。
先ほどお伝えしたように肩関節は色んな動きをして、さらに不安定な要素も含まれているということをお伝えいました。
その理由はなぜでしょうか?
それは人間にとって両腕は生活の中で様々な場面で多様性を求められるからです。髪を結んだり、上にある物を取ったりすることが必要だからです。
動きが大きい分、安定性がない理由について説明していきます。
それは上腕骨と肩甲骨で構成されている肩甲上腕関節に答えがあります。
上腕骨の丸い部分、つまり上腕骨頭はボールのような形をしているのに対して、骨頭を受け止める肩甲骨の関節窩は非常に浅い形状となっております。
大きさを比べてみても上腕骨頭の関節面は肩甲骨の関節面の4倍はあります。
そのため、上腕骨頭の関節面は肩甲骨の関節面の4分の1しか接していません。
この不安定な構造を安定させているのが、いわゆるインナーマッスルと呼ばれている筋肉です。
次回に続きます。
貴重なお時間を誠にありがとうございます。
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