もうすぐ「大暑」

約4ヶ月ぶりのブログ投稿となりましたが、早いもので来週には一年で最も暑い「大暑」の季節がやってきます。

2020年は変化の年なのは世界の誰もが実感をしていて、私自身も例外ではないのは説明するまでもないですが、7月末には約10年お世話になりました施設での契約を終了することに致しました。

こちらの施設を初めて訪れたのが、約15年前でした。

当時、私は26歳で大手車会社の部品輸出工場で勤めながら、空手に熱中していた頃です。

週末の休みになると体力をつける為に、いつもランニングをしていて、小港の裏通りの緑豊かな裏道から本牧通りを抜けて、長いアメリカ坂を登り、本牧山頂公園からまた小港方面に向かうコースがお決まりでした。

工場での仕事は車のバンパー、エンジン、ドアーなどを木箱に詰め込んで梱包をする為に釘を打ち込んだりする危険な作業もある為、基本的には労働中は会話をしないのが原則です。少しでも話をしていると、フォークに乗った責任者から怒鳴られた記憶もあります。

夏の暑い時期も怪我予防のために長袖のシャツを着用して、帽子をかぶり、軍手をして安全靴を履き、フォークリフトから出る排気ガスや外のホコリで常に全身は真っ黒の状態で帰宅をしておりました。

そんな環境でも周りの方から草野球チームに誘われて、数年ぶりにやれた野球はとても楽しかった思い出があります。

それでもなんとなく「本来の自分の居場所ではない」という感覚が常に有り、その頃たまたま目にしたのが、当時マイカル本牧5番街にある大手スポーツクラブの募集広告でした。

これがまた不思議でいつも気になってしょうがないのですが、その反面行動に移せないところもありました。

しかし、人生の分岐点とも言える出来事がありました。

ある日いつも通り、週末のランニングをしていたらその日はやたらと調子が良く、気分も最高でハイテンションでした。何を思ったのか私は汗だくで気づいた時には、スポーツクラブのフロントに足を運び、フロントのスタッフの方に「ここでバイトをさせて欲しいので面接をお願いします」と伝えておりました。

しかも、当時アンダーアーマーはまだ品数も少なく、白のピタッートしたタイプのトレーニングTシャツ1枚しか持っていなかった上に汗で上半身がスケスケの状態でした。

もう完全に不審者ですよね(笑)。

でも、この時の行動がなかったら、パーソナルトレーナーにもなれなかったのでやはり「人生行動あるのみ」です。

面接の日に初めて施設を案内していただいた時、大げさではなく会員の方もスタッフの方もめちゃくちゃ輝いて見えました。これは感動の一言でした。

自分がいた世界とは違い、笑顔で幅広い年齢層の方々がプールの中で運動をしていたりと、今まで見たことのない世界を見た時には本当に衝撃的でした。

そのような経験をさせていただいた施設なので特別な思い入れもあります。本牧という駅もない小さな町ですがこの地域の皆さまの健康にとっても必要不可欠な施設であることは間違いありません。

私にとって生涯を通じて、今後も愛着がある施設なのですが、40歳という節目として新たな道を歩み、自分が思い描いていた町や人への貢献や次世代に向けての取り組みを行って行きます。

2020年8月1日に本牧原で「横浜筋トレスタジオ」という名称で、私自身初の店舗をオープン致します。

ということで、こちらのブログは店舗の情報など引き続き更新いたしますので、引き続き、Facebook、インスタグラム、ツイッター(最近開設しました)と一緒にご覧ください。

新しいスタジオは天井が高いのが特徴的です!

書きながら、気持ちが熱くなってしまったので長文失礼いたしました。

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