伝えるということは…
こんにちは!横浜本牧のパーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は3件の出張パーソナルトレーニング、合間にフィットネスクラブでパーソナルトレーニングと移動の多い1日でした。
でも、好きな仕事なので全く苦になりません。
私の前職は車の部品を梱包して外国に輸送する工場でしたので、1日8時間労働の中で休憩以外は人と全く会話しませんでした。また会話をしているところを所長に見られると怒鳴られるなんて、当たり前の世界でした。
逆に今はセッションの合間に会話をしないとクライアント様がどのような調子なのか?伝えたいことは伝わっているか確認できません。人は仙人でない限り相手の気持ちは言葉や態度で確認が必要です。
人に伝えるということは、①自分が理解できている②自分も相手もそこのことに共感している③相手の理解度に合わせて伝えることが大切です。
普段はあまり入りたいと思わないのですが、今日は時間がタイトだった為、牛丼店に入りました。
お客さんは私を含めて8人に対して、スタッフさんは一人という明らかにコストパフォーマンス低下した人員という設定でした。
当然物理的に注文を受けた牛丼を一人で働いているスタッフさんはそれを準備しているわけですから、あとからお店に入った私はその作業が終わるまで注文をすることも出来ません。状況が状況でしたので、5分待ちました。オーダーを取りに来たと思ったら無言で、挙げ句の果て「会計を先にしてください」と伝えたら暖かい日本茶を持って来てくれました。
その行為に対して面白おかしく感じたのですが、そのスタッフさんの名札を見ると外国人でした。
多分、このスタッフさんは留学生とかで日本語が覚えたてで「会計を先にしてください」という言語を知らずに暖かいお茶を持ってきたのだと思います。
もし、私が最初からスタッフさんが外国人で日本語が覚えたてだと知っていたら、会計表を見せてアピールしていたと思います。つまり③の相手の理解度に合わせて伝えることをしていたと思います。
しかし、あんな状態であのお店は大丈夫なのだろうかと思っちゃいます。多分2度と行くことはないと思います(笑)
フィットネスクラブ置き換えても様々なケースが想像できます。
専門用語(筋肉名など、個人的には覚えていただきたいが、一般の方にはその知識がなくても困らないと思います)を使って相手の理解度を無視したコミュニケーション。ジムスタッフさんが前日に社内研修で学んだことを会員さまに教えて、自分の理解度を確認もせずに、新たな知識を覚えた自慢をして自尊心を高めたいだけのコミュニケーション。なんて場面もあると思います。
①自分が理解するとは眼をつぶってもしゃべれるくらい身体の神髄まで入り込んで行く必要があると思います。
私自身も人に物事を伝えて行く立場として、常に内省をしながら気をつけたいと思います。
本日は以上となります。