日本の健康に欠かすことのできないシステム

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

早いもので帰国してから3日目が経過して、アメリカで研修していたのが遠い昔のような感覚で日々を過ごしています。

相変わらず、セミナー内容を再生しながら、パソコンに打ち込む地味な作業を行っています。本来はオタク系なので、こういう作業は嫌いではないので苦にならないです。むしろ楽しいです。

さて、この内容をまとめながら、様々な大切なテーマを再確認できて、記憶が蘇ったり、新たな発見があって、僕の脳内はまさに一次的な記憶をしていて、その記憶の保管場所として海馬にインプットされているわけです。この海馬は数ヶ月間、僕の記憶を保管してくれるので助かります。

話は戻して、僕が嬉しそうに写真を撮っているこの男性は世界中の超ビックネームであり、多くのトレーナーに影響を与えたグレイ・クックと言います。

グレイは理学療法士であり、1997年頃にFMS(Functional Movement Systems)というシステムを作りあげました。

簡単に言うと運動版人間ドッグです。

7つの基本動作を行い、0〜3点まで点数をつけます。

合計21点満点です。

テストみたいに良い点数を取るのを目的とするのではなく、運動する前にどの動作パターンに問題があり、出てきた問題に対して、どの改善エクササイズが必要なのかを明確にしていきます。

より具体的な例として、パーソナルトレーニングの初回でこのFMSを行い、どこが一番の弱点かを見つけ出して、その人が持っている最大のリスクを取り除いていくのが目的です。

人によりダイエットしたい、スポーツのパフォーマンス向上をしたい、老化を予防して若若しくいたいなど様々な目標に対して、怪我をせずに長く運動ができるように、FMSで動作を確認することができます。

またの機会で詳しく説明しますが、フィットネス業界は1980年代はシュワルツェネッガー人気を筆頭にボディビルトレーニングが流行り、1990年代は重量挙げやパワーリフターなどのトレーニングが流行り、2000年代に突入してムーブメント(動作)が大切だと言われて、ファンクショナルトレーニングでいかに身体を機能的に動きを向上させることが出来るか、ということが主体となっています。

僕がアメリカに渡り、本場のファンクショナルトレーニングを学びたかったのは、今後日本の高齢化社会にとって、動作に着目した運動指導が必ず必要だと感じているからです。頑張って日々勉強です!

本日は以上です。

貴重なお時間をありがとうございました。

パーソナルトレーニングに関するお問い合わせはmiyahara8145@me.comまでお願いいたします。

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