身体が持つ三つの機能に着目がオススメ

baby girl laughing in a sensory ball pit

こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

人が日常生活などでの動作を決める際に、どのような形式で、その動作が遂行されているのかを把握できることで、健康に必要な運動のバリエーションが増えます。

日常生活でどんなに一日の歩数が少ない人でも、家の中では歩くと思います。

歩く時に「自分がどこを歩いているのか」「どんな地面を歩いているのか」という理解をせずに、歩いている人はいないので、先ずは「ご自身の身体と環境との関係性」を把握することから、動作に対するプログラミングが開始されます。

環境との関係性を理解するためには、3つの大切な能力が正確に発揮することが必須となります。

一つ目が「視覚」です。そもそも見えていない、ということはリスクが大きいので、先ず見えていることが必要なのですが、「正確に見えている」ということが大切であります。しかも「両眼」という条件付きです。眼で周りのとの環境を理解することで、「周りに車が来ていないか」「すれ違う人とぶつからないか」「地面にう○ちは落ちていないか(笑)」←結構大切

ということを理解します。

二つ目が「前庭覚」というものです。こちらはご自身が「どのようなバランスで歩いているのか」「どのくらいの速さで歩いているのか」「歩きながらふらついていないか」などを感知しています。意外とこの前庭機能の低下を起こしている人は多い、という印象です。

三つ目が「体性感覚」です。こちらは皮膚を始め、筋肉や関節、内臓など身体の内外に関わる「感覚」を正確に察知できるかどうか、というものとなっております。歩く上で、足裏で「どのような地面を歩いているのか」「でこぼこ道に対して、眼を使わずに足裏で正確に感じ取る」などの能力となりますので、こちらの機能が低下すると、歩いている時に「宙に浮くような感覚がしてふわふわする」ようになりますので、当然歩くことがとてもハードル高くなります。

この三つの感覚がある程度良い状態にしていくのが、健康づくりにおいてオススメです。

やや長くなりましたので、本日は以上となります。

健康づくりの参考になれば幸いです。