筋トレでの強い負荷は怪我の元

こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

先日はひざ痛・腰痛改善に取り組んでいるクライアント様が旅行に行かれ、旅先のお土産を買ってきてくださいました。この仕事をしていて、多くの方と触れ合い、旅行先でも僕のことを気にかけてくれる事がとても有難いと感じております。今晩もそのお土産を美味しく頂けたお陰で、トレーナー仲間との筋力トレーニングに集中する事が出来ました。

さて、筋力トレーニングの目的も人によって様々だと思います。

一般的には「ボディビルダー」みたいな身体を目指している方は少数派だと思います。個人的にはボディビルダーの世界は嫌いではないのですが、そこを目指している人はかなり特殊的な要素を持ち合わせています。

多くの方が

「生涯自分の足で歩く為に、足腰を鍛える」

「ゴルフでドライバーの距離を伸ばす為に体幹を鍛える」

「ダイエットの為に筋肉をつける」

「関節痛の予防や改善のために、膝まわり、腰まわりの筋肉を鍛える」

「背中の丸みをまっすぐにするために背筋を鍛える」

などの目的を達成する為に、筋力トレーニングを行うかと思います。

この筋力トレーニングに関する理論や方法も近年では大きく変わってきております。

しかし、そのことを認知されているのは、専門家の間だけだという印象があります。

例えば、腰痛改善の為に、

「目に関わる筋肉を鍛える」

「先ずは背骨をしっかり曲げることをできるようにする」

「息を吸う能力よりも、息を吐く、息を止める能力を先に鍛える」

『腰痛を改善して、きちんと歩ける為には筋力よりも「視覚」「脳」を優先的に鍛える』

というのが運動指導者や理学療法士などの医療従事者の常識となっていますが、世間には知られていない為、様々な目的に対して、皆さんいきなり「強い負荷」で筋力トレーニングを始めてしまいます。

実は、いきなり筋力トレーニングを始めても問題ない方は、ごく稀であり、同じ「筋力」でも、「目の筋力」「身体の奥に存在している背骨や骨の周りに付着している筋力」を先に向上させた方が良い方が、筋力トレーニングを始められる方の8割がたいると言っても過言ではないくら、多くの方が該当します。これらの筋力を鍛える為には「弱い負荷で」「ゆっくり」がポイントとなります。

健康づくりの参考になれば幸いです。