どの環境に身を置くかで健康レベルが変わる
こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
フィットネスクラブでは身体の問題解決に関する知識が乏しい、運動指導者ばかりというお話です。
多くの人は将来に向けての「転倒予防」「ひざ痛予防・改善」「腰痛予防・改善」「筋力低下による寝たきり防止」「歩行改善」「肥満による生活習慣病予防・改善」など、という目的でフィットネスクラブに入会しますが、ほぼほぼ問題解決できる可能性は低いと考えた方が現実的かもしれません。
全国のフィットネスクラブの多くが社員雇用が少なく、大学生、フリーター、主婦を中心としたアルバイトスタッフを現場に立たしている実情があります。それに対しての研修も1~2日で簡単に終えてしまうものも多く「腰痛を改善したい」という相談に対して「体幹を鍛えましょう」という答えしか返ってこない事が多いので、試しに質問してみてください。米国の運動療法の常識として、身体の問題に対して筋力向上でカバーをするという考え方は「1960年代」の頃の話となっていますので、これを2021年の現在でも当時と同じことを言っている日本のフィットネスクラブは運動療法に対する理解が相当レベル低い事が分かります。
「腰痛い=腹筋背筋を鍛える」
「膝が痛い=もも前の筋肉を鍛える」
これらは全く問題解決をする事が出来ないどころか、むしろ症状が悪化する可能性があります。
それに加えて「歩きを改善したいのですが」
という相談に対して、「スクワットがお勧めです!」
とよく言われますが、
「いやいや、スクワットと歩行は運動戦略が違うから」
とツッコミたくなります。
という事で運動について理解してない運動指導者や施設に身を置くと、結構大変だというお話でした。