背骨の動きと内臓の関係

こんばんは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は身体のメンテナンスを行いに、中華街近くにあるロルフィングルーツさんで全身の筋膜を整えて頂き、疲労回復を促しました。仕事などの日常生活において、身体のメンテナンスが行き届いていない状態で運動を行う方が非常に多いのですが、疲労がある状態で運動を行えば行うほど身体が不調になる傾向がありますので、運動と同じくらい休養、つまり身体のメンテナンスをいかに行うか、が大切であります。

さて、筋トレを行う前にパーソナルトレーニングでは準備運動に時間をかけているのですが、最初は準備運動が本番くらいに強度を感じる方もおります。しかし、数回セッション行うことで慣れてくる方も多いです。

この準備運動では「心理的リセット」や「関節の可動域向上」「歪み改善」を目的としていて、その中でも多くの方に行なっていただいている種目が「四つん這いで背中を丸める」エクササイズです。

四つん這いで背中を丸めるエクササイズは横から観察すると、キレイな丸を描けている人もいれば、部分的には丸いのですが他はあまり丸まっていない、など人によって様々です。

これは関節や筋肉の硬さが影響している、と捉えることもできるのですが、実は「内臓の状態」によって硬さを示しているものでもあります。

専門用語では「内臓体性反射」と呼び名がついております。

少し難しい表現ではありますが、脊柱(背骨)の上から数えて何番目がどの内臓と繋がっているのか?というものを把握するものであります。

一例に出しますと、胸椎の1〜5番の硬さは心臓と肺、胸椎5番〜胸椎10番の硬さは肝臓、膵臓、胆嚢、小腸などの疲れや不調を表しているものだと判断することができます。

前の晩にお酒を飲んで、翌日汗を出そうと懸命に運動を行い、ストレッチなどで背骨が硬いという理由で懸命に行なっても内臓にアプローチしない限りはなかなか改善されないので、「運動と内臓の密接な関わり」が存在している、ということを認識して正しくトレーニングをしていきましょう。

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