なにがともあれ先ずは呼吸の見直しから
横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
節分、立春と続き、昨日は史上最も早い春一番が吹き、段々と暖かくなってくる予感がしております。
そんな気持ちの良い気候だった今日は二度目のラジオ出演をさせて頂きました。今回は前回と違い「電話出演」ということで、スタジオ出演よりも緊張感が満載でした。
人間は視覚からの情報が80%以上占めているので、耳だけの情報で会話や物事を伝えるのはとても難しく感じ、脳機能としても電話応対で右耳と左耳のどちらを使った方が、より声のトーンや思考回路がスムーズにいくか、など直前まで悩むほどでした(笑)。
出演直前にはスタジオから高速ジェットが飛び、飛行機雲がとても綺麗で、間も無く出演だというのに、写真撮影に夢中になってしまいました。また機会がありましたら、スタジオでまた出演をさせて頂きたいと思います。
さて、本日の本題ですが、関節のトラブルや怪我予防として運動されている方はどうしても「筋力強化」に優先しがちです。これは運動指導者でさえ、持っている考え方であります。
しかし、あまり認知されていませんが、人によっては筋力を優先してしまうと、症状がさらにひどくなるケースも多々あります。
それではどのよう方法が必要なのでしょうか?
これは表題にあるように「呼吸」そのものの適正化が必要となります。
痛みを常に感じていたり、慢性的な疲労、スポーツや仕事、日常生活でのパフォーマンス低下において「過呼吸」になっている人が多く見受けられます。
過呼吸とはそのままで呼吸をしすぎている方のことを言います。
「え?呼吸はたくさんした方が良いのでは?!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は呼吸の回数は少ない方が身体にとっても健康的です。
喘息など身体になにかしらの問題がある方は紛れもなく「呼吸回数の増加」があり、呼吸回数の減少と共に身体の調子がよくなっていく傾向があります。
具体的には1分間の呼吸回数は10回以内、息を吸う時よりも吐く時間を長くして、1分間の換気量は5〜6Lくらいが安静時呼吸の理想的な目安となります。
その為、僕のパーソナルトレーニングでは「呼吸の適正化」をしてから、筋トレに入ることが多いです。
筋力強化をする前に正しく呼吸が出来ているかどうか、見直して行きましょう。